高速動画磁気反転表示機の製品詳細と特徴

高速磁気反転表示機

フリップドット表示原理

  1. 各ディスクには永久磁石が内蔵されています。
  2. 高い残留磁気を帯びた電磁コアが磁場を作り出す事でディスクの位置を制御します。
  3. この電磁コアの磁場は電流パルスを印加する事で変化し、その結果ディスクを反転させます。
  4. コイル信号がコイルを通して電流パルス方向を逆にする事で、磁場を逆にします。
  5. これによりディスクを回転させる極性が逆になります。
  6. ディスクは次のパルスが印加されるまで永久磁石の力で位置を保ち続けます。
  7. ディスクの位置を保持するのに電力は一切不要です。電力が必要なのはディスクを回転させる時だけになります。
フリップドット表示原理

用途例

高速動画磁気反転表示機の実用例

ビル・オフィスなどでのウエルカムサイン

高速動画磁気反転表示機の実用例

イベントなどでの大型表示による演出が可能

高速動画磁気反転表示機の実用例

商業施設・ショールームなどでのアイキャッチを兼ねたサイネージ

システムの特徴

  • 高速表示:1秒間に最大15フレームでグラフィックスやアニメーション、インタラクティブコンテンツを表示
  • 多彩な色に対応:反射電磁ディスク構成されている為、様々な色に対応可能
  • 視覚と聴覚を刺激するかつてない体験:ディスク動作と音が生み出すユニークなディスプレイ
  • 信頼性の高い品質:高い耐衝撃性及び耐振動性、2億回転の⾧寿命
  • 優れた視認性:150°のワイドビューアングル
  • 低メンテナンスコスト:最低限のメンテナンスのみ
  • 災害時にも対応:ソーラーパネルや予備電源使用により災害時には省エネモードで災害情報等を表示可能

システムの仕様

ディスクサイズ8.9mm, 13.5mm
モジュールサイズ7×28及び14×28ドット
最大解像度714 x 1,260ドット(約90万ピクセル)
供給電圧DC24V
動作温度-40℃から+75℃ (湿度95%, 結露なし)
駆動電流680mA x 160ms(14×28パネル変更時)
制御インターフェースRS485 (デフォルト)
データフォーマットBMP, AVI (その他のフォーマットも対応可能)

ソフトウェアの概要

モジュール制御専用アプリで7×28及び14×28フリップドットモジュールの組み合わせを制御
ディスプレイ制御シリアルインターフェースCOMもしくはLANネットワークベースのイサーネット(イサーネットからRS485コンバーター)を使用
フレキシブルな構成最大高さ714ドット、幅1260ドットまで構成可能。モジュールの組み合わせで多種多様なレイアウトが可能
高速画像送信最速1秒間に15フレームの画像を送信する事が可能。様々な速度を組み合わせる事でユニークなコンテンツ表示を実現
簡単なアニメーション変換ビットマップ (bmp, jpg, jpeg, gif, ping, tiff)をアニメーションに簡単変換
表示コンテンツのスケジューリング設定表示するコンテンツの週単位スケジューリングを定義付け
表示コンテンツ・シミュレーション機能パソコンのスクリーン上で実際の表示コンテンツをシミュレーション
診断ツール搭載ディスプレイへ送信されるフレームの正確性を判断する診断ツール

お問い合わせ

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